遺品整理ではなくなった故人の持ち物を整理する形になるわけですが、その持ち物には故人の思い出がたくさん詰まっています。
そこで気になるのが遺品の供養は必要なのかどうかということです。
日本では昔から物には魂が宿ると考えられています。
そういったこともあり、いくら仲良くしていた方といっても亡くなった故人の持ち物をそのまま譲り受けることに対して抵抗感じる方もいるのではないでしょうか。
特に故人が大切にしていたものの場合、無くなったからといって勝手に親族で話し合いをして分け合う、または処分するのは気が引けるという方もいるかもしれません。
そういった場合にチェックしておきたい遺品の供養についてご紹介しましょう。
遺品の供養は必要?
これは個人の考え方によって違うので必要かどうかは自分で考えることが大切です。
遺品整理で分け合うもののほか、処分する際にもそのまま捨てるのは忍びないということで供養を検討する方がいます。
具体的には故人が使っていた仏壇や神棚、愛用していた趣味の道具、人形などが挙げられるでしょう。
もちろん、それ以外のものは供養してはいけないというわけではありません。
捨てるにしても受け取るにしても供養した方が気持ちが晴れるということであれば供養するのがおすすめです。
供養の方法については大きく分けて他の方の遺品とともに供養をする合同供養というものと個人で行う個別供養という方法があります。
合同供養に比べると個別供養の方が高い費用がかかるため、費用の問題などもチェックしながら最適な方法を選択してみてくださいね。
遺品供養の費用は?
遺品の供養は主に寺院で行っています。
どれくらいのものをお願いするのか、どこにお願いするのかによっても費用は変わるのですが、安くても10,000円前後、高くても50,000円前後が相場だといえるでしょう。
寺院などに持ち込みをするのではなく、遺品整理業者の方にお願いできるケースもあるので、気になる業者に確認してみてくださいね。